夢を見失った若者たちは
希望を求めて文学を
はたまた汗まみれのスマートフォンを
握り締めて詩を書き溜める
ハロー、絶望
こんなはずじゃなかったかい?
でもね、そんなもんなのかもしれない
僕らに足りないのはいつだって
アルコールじゃなくて愛情なんだけどな
全てを捧げた大事な恋は
時間をかけて砂になった
いつかは、もしかしたらって
そのインターフォンに
シッポ振ることもなくなった
ハロー、絶望
こんなはずじゃなかったかい?
でもさ、そんなもんなんだよきっと
誰も知らない優しい言葉で
あの子の孤独を殺せてたらな
夜を越えるための唄が死なないように
手首からもう涙が流れないように
無駄な話をしよう 飽きるまで呑もう
僕らは美しい
明日もヒトでいれるために愛を探してる